ふくらはぎの余分な肉はストレッチで落とす!むくみ改善脚やせテクニック
美脚を目指したい人にとって、ふくらはぎの余分な脂肪や筋肉はなんとかして取り除きたいものですね。しかし間違ったエクササイズをするとかえって筋肉をつけてしまうことになったり、むくみを発生させたりすることになってしまいます。
優しくふくらはぎのお肉をほぐすにはストレッチがおすすめ。今回はふくらはぎのしくみから効果的なストレッチの方法までを紹介していきます。
ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれる!
普段はあまり着目することがないふくらはぎですが、実は専門家からは「第二の心臓」と呼ばれるほど重要な部位であることがわかっています。その理由はふくらはぎが持つポンプ機能にあると言っていいでしょう。私たちの身体には血液や水分が絶えず巡っていますが、それらを循環させる器官は心臓だけではなく、ふくらはぎ部分にもあるとされています。
頻繁に脚を動かすことによって筋肉のポンプ機能が高まり、血行がよくなります。同じ姿勢を保っていると、脚がだるくなってくることがありませんか?それは筋肉を使っていないためにポンプ機能が低下したことが原因と言えるでしょう。
ふくらはぎの柔軟性を高めることで老廃物の代謝を促せる
前章で説明した通りふくらはぎの筋肉を使っていないと、血液や老廃物のめぐりが悪くなり、むくみや冷えなどさまざまな症状を引き起こしてしまいます。
このような事態を避けるためにはふくらはぎにしっかり刺激を与えて老廃物の代謝を促すことが大切です。適度な運動をするとふくらはぎにも柔軟性がつき、健康的な身体になることができるでしょう。
ふくらはぎ周辺の筋肉
画像の通りふくらはぎは腓腹筋とヒラメ筋、そしてアキレス腱で成り立っています。その中でも腓腹筋とヒラメ筋を鍛えることによって、きゅっと引き締まったうえで機能性の高いふくらはぎに生まれ変わることができるでしょう。
一見似たように思える腓腹筋とヒラメ筋ですが、腓腹筋は膝から足間接にまたがる腹間接筋で、単間接であるヒラメ筋とは異なります。ストレッチの方法も微妙に異なるので違いを理解しておくことが大切です。
ふくらはぎのストレッチ方法
二枚の画像を見てください。こちらは腓腹筋を鍛えるストレッチ方法です。体育の授業でアキレス腱を伸ばす体操をしたことがある人も多いかと思いますが、それらの運動とほとんどやり方は変わりません。疲れを感じることもなく、誰でも簡単に始めることができますね。
<ふくらはぎのストレッチ方法>
直立姿勢から伸ばしたい方の脚を一歩だけ後ろに下げ、膝を伸ばす。
かかとはゆっくりと地面につけて、ふくらはぎをぐっぐっと伸ばしていく。
脚を交代して、反対側の脚のふくらはぎを伸ばす。
ヒラメ筋のストレッチ
ヒラメ筋を鍛えることによってむくみを解消することができます。腓腹筋のストレッチと比べるとやや複雑ですが、慣れてしまえば簡単、簡単。短時間でできるストレッチであるため、腓腹筋ストレッチとセットにしてチャレンジするといいでしょう。
<ヒラメ筋のストレッチ>
つま先もかかともすべて正面を向けて脚を前後に大きく開く。
両手を前に出した膝の上に置き、ゆっくりと曲げていく。
この姿勢のまま今度は後ろの脚を伸ばしていく。前に出した脚は一直線に伸ばす。
反対側の脚を前に出して同じ動きをする。
画像ではイマイチやり方がわからないという方は動画をチェックしてみましょう。一緒に実践することができますよ。
<動画で見るふくらはぎのストレッチ方法>
壁に向かって直立し、両手を壁につく。
片脚を後ろに引き、前足をゆっくり曲げていく。
身体も前にゆっくりと倒していく。このときふくらはぎの下が少し伸びてきたら、その位置で10秒間キープする。
脚を交代して同じ動きをする。
ここまでを1セットとして2回繰り返す。
腓腹筋のストレッチ
腓腹筋のストレッチを動画で確認したいという人はぜひチェックしてみてください。
<動画で見る腓腹筋のストレッチ方法>
壁やソファなど頑丈なものに手をつく。
片脚を後ろに引き、かかとを床にしっかりとつけてふくらはぎを伸ばす。
脚を交代して同じストレッチをする。
かかとが真後ろにくるように位置はしっかりと確認しましょう。
ふくらはぎのストレッチにストレッチングボードが役立つ!
ストレッチボードを持っているという人は、ぜひふくらはぎのストレッチに取り入れてみましょう。前屈を行うので、身体にも柔軟性がつきます。
<ストレッチングボードを使ったふくらはぎのストレッチ>
最初に床の上で軽く前屈をする。
立ちやすい角度に調整してストレッチボードにのる。おしりを突き出さずに直立し、1分程度姿勢をキープする。
直立姿勢からボードの上で30秒間前屈をする。このときに息を吐きながら行うとより効果的。
前屈姿勢のまま右手を伸ばして右膝を軽く曲げる。このとき左脚を伸ばすストレッチを行い、しばらくしたら脚を交代する。
角度が急になればなるほど力強いストレッチをすることができます。ただしあまり負荷をかけすぎると脚を痛めてしまうので、最初はなだらかな角度で試してみて次第に傾斜をあげていきましょう。
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【まとめ】
ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれる大切な部位であるため、ダイエットだけではなく健康維持のためにも定期的なケアをしていきたいですね。ここで紹介したストレッチは簡単なものばかりなので、ちょっとした空き時間を利用してチャレンジしてみましょう。テレビを観たり、音楽を聴いたりしながらストレッチをすると継続しやすくなりますよ。